ケルビン・ゴルマン准将は、沖縄の第1海兵航空団副司令官を務めたのち、2025年5月に在日米軍副司令官に就任。
ゴルマン准将は、1994年に士官候補生課程（OCC）を通じて少尉に任官され、1997年11月に海軍飛行士としての資格（翼）を獲得し、CH-46Eの飛行士に選ばれる。ゴルマン准将は、CH-46とMV-22での広範な運用および戦術経験を持ち、その中には海兵遠征部隊（MEU）の一部として水陸揚陸艦船に乗艦した複数の西太平洋派兵を含む。さらに、ゴルマン准将はイラクとアフガニスタンでの戦闘作戦を支援するために何度も派兵された経験を持つ。
ゴルマン准将の指揮官職としては、2012年2月から2013年6月までの第26海兵飛行群（MAG-26）人員支援分遣隊（PSD）の指揮官、2013年6月から2015年5月まで第261海兵ティルトローター飛行隊（VMM-261）飛行隊長、もっとも直近では2018年5月から2019年11月まで第1海兵航空・兵器戦術飛行隊（MAWTS-1）を指揮した。
彼のスタッフ職としては、統合参謀本部J8部、統合機能部門（JCD）の副部長、海兵隊訓練・教育司令部の基礎学校先任士官、海兵隊航空司令部航空計画およびプログラム3（APP-3）部長、第3海兵航空団タイプ／モデル／シリーズ移行士官、第166海兵中型ヘリコプター飛行隊（HMM-166）の運用士官、ネリス空軍基地第561統合戦術飛行隊の海兵隊航空兵器および戦術ボリュームマネージャー、第1海兵航空兵器戦術飛行隊の兵器および戦術教官が含まれる。もっとも直近では、海軍長官付上級軍事顧問としてペンタゴンに勤務していた。
ゴルマン准将は、1992年にアラバマ州タスキーギのタスキーギ大学を航空宇宙工学学士として卒業。1995年に基礎学校を修了。ゴルマン准将は、2007年に海軍大学で国家安全保障と戦略研究の修士号、2015年に国防大学で国家安全保障戦略修士号、2017年にハーバード・ビジネス・スクールの上級経営プログラムをそれぞれ修了している。