スティーブン F. ジョスト中将は、横田基地にある在日米軍及び第5空軍の司令官であり、日本にて米軍を代表する高級幹部である。ジョスト中将は、二国間の安全保障に関する事項の管理、統合・共同訓練の監督、日米地位協定の運用、戦闘即応態勢の向上、66,000人の軍人・軍属および45,000人の扶養家族の生活の充実に対して責任を負っている。
ジョスト中将は1994年に空軍士官学校を経て任官。米空軍兵器学校を卒業し、T-37、T-38、F-16C/D、F-35Aで2,700時間以上の飛行時間を有する最上級操縦士である。韓国の防衛義務やイラクの自由作戦、サザン・ウォッチ作戦、ノーブル・イーグル作戦を支援する飛行任務を実施した。
前職は、ヴァージニア州ノーフォーク海軍基地のアメリカ輸送軍統合能力付与コマンド司令官。
学歴
1994年 学士号(コンピューターサイエンス)、米空軍士官学校の優秀卒業生、コロラド州コロラドスプリングス
1998年 戦闘航空プラットフォーム雇用セミナー、ネバタ州ネリス空軍基地
1999年 戦闘機電子戦闘士官コース、ネバタ州ネリス空軍基地
2000年 米空軍兵器学校教官コース、優秀卒業生、ネバタ州ネリス空軍基地
2001年 中隊長士官学校 優秀卒業生、アラバマ州マクスウェル空軍基地
2004年 修士号(航空科学)、エンブリー・リドル航空大学、フロリダ州
2007年 航空指揮幕僚大学軍事学修士課程優秀卒業生卒業、アラバマ州マクスウェル基地
2007年 航空士官学校通信課程修了、アラバマ州マクスウェル基地
2011年 修士号(国家資源、戦略)、優秀卒業生、国防産業大学、フォート・レスリー・J・マクネア、ワシントンD.C
2013年 リーダーシップ強化プログラム、センター・フォー・クリエイティブ・ラーニング、ノースカロライナ州グリーンズボロ
2015年 シニアリーダー強化セミナー、米国議会執行部、ワシントンD.C.
2018年 経営幹部のための継続的プロセス改善、防衛・ビジネス研究所、ノースカロライナ州チャペルヒル
2018年 シニアリーダー強化セミナー、中国・中東問題、ワシントンD.C
2018年 キャップストーン将官コース、国防大学、ワシントンD.C. フォート・レスリー・J・マクネア、
2018年 上級指導者安全保障セミナー、バージニア州ダールグレン
2019年 中東・南アジア担当上級リーダー強化セミナー、ワシントンD.C
2019年 統合軍特殊作戦部隊司令官コース、フロリダ州マクディル基地
2019年 統合参謀本部議長レベルIV対テロ幹部セミナー、バージニア州マクリーン
2021年 上級指導者強化セミナー(中国・極東問題)、ワシントンD.C.
2021年 統合部隊陸上構成部隊司令官コース、ペンシルベニア州カーライル・バラックス
2022年 フラッター社、エグゼクティブ・コーチングと360アセスメント、バージニア州フレデリクスバーグ
2022年 上級指導者育成セミナー、バージニア州ウォレントン、ワシントンD.C.
2022年 英王立国防大学、ピナクルコース、英国ロンドン
2022年 統合部隊航空構成部隊司令官コース、米アラバマ州マクスウェル空軍基地
2023年 統合将官戦闘コース、米アラバマ州マクスウェル空軍基地
2023年 ジョンズ・ホプキンス大学応用物理研究所、 エグゼクティブリーディングデータ・ 人工知能組織コース、マサチューセッツ州ローレル
2023年 上級統合情報オペレーション応用コース、アラバマ州マクスウェル空軍基地
2023年 フラッター社 エグゼクティブコーチングと360アセスメント、バージニア州フレデリックスバーグ
2023年 ノースカロライナ大学ケナンフラグラー・ビジネススクール、企業リーダーシップ・セミナー、ノースカロライナ州チャペルヒル
2023年 米国防総省デジタル大学、上級指導者向けグローバル・サイバー・コース、バージニア州アーリントン
2024年 国防大学最上級将官コース、ワシントンD.C レスリー・J・マクネア、.
2024年 統合部隊海上構成部隊司令官コース、ロードアイランド州ニューポート海軍基地
2024年 サイバースペース作戦幹部コース、アラバマ州マクスウェル空軍基地
2024年 将校配属前教育コース、アラバマ州マクスウェル空軍基地
経歴
- 1994年6月-1995年12月: パイロット訓練生、テキサス州シェパード空軍基地
- 1996年1月-1996年8月: F-16訓練生、アリゾナ州ルーク空軍基地
- 1996年9月-1999年7月: 第523戦闘機飛行中隊教官パイロット、ニューメキシコ州キャノン空軍基地
- 1999年8月-2000年6月: 第80戦闘飛行中隊教官パイロット、韓国・群山空軍基地
- 2000年7月-2000年12月: 米空軍兵器教官コース生、ネバタ州ネリス基地
- 2000年1月-2003年4月: 第421戦闘飛行中隊、武器担当将校兼飛行指揮官、ユタ州ヒル空軍基地
- 2003年5月-2006年7月: 第16武器飛行中隊、 飛行隊長兼作戦部長、ネバタ州ネリス空軍基地
- 2006年8月-2007年6月: 空軍指揮幕僚大学、アラバマ州マクスウェル空軍基地
- 2007年7月-2009年6月: 米統合参謀本部作戦担当官(J-3)及び固定翼分析官(J-8)、バージニア州アーリントン
- 2009年7月-2010年7月: 第332遠征作戦支援中隊司令官、イラク・バラド統合基地
- 2010年8月-2011年6月: 国防大学、軍工科大学学生、ワシントンD.C. フォート・レスリー・J・マクネア
- 2011年7月-2012年6月: 第35作戦群副司令官、日本国三沢基地
- 2012年7月-2012年12月: 第35戦闘航空団参謀長、日本国三沢基地
- 2013年1月-2014年5月: 第33作戦群司令官、フロリダ州エグリン空軍基地
- 2014年5月-2016年8月: 第20戦闘航空団司令官、サウスカロライナ州ショー空軍基地
- 2016年9月-2017年7月: 統合及び国家安全保障会議担当上級空軍計画官、空軍参謀本部、バージニア州アーリントン・ペンタゴン
- 2017年8月-2018年3月: F-35統合室作戦室長、空軍参謀本部、米国防総省、バージニア州アーリントン
- 2018年4月-2019年5月: 空軍参謀本部F-35統合室長、バージニア州アーリントン・ペンタゴン
- 2019年6月-2020年6月: 生来の決意作戦参謀長、米中央軍統合任務部隊
- 2020年7月-2022年4月: 米国防総省統合参謀本部統合戦略計画(J-5)副部長、バージニア州アーリントン・ペンタゴン
- 2022年5月-2024年6月: 米輸送軍統合能力付与コマンド司令官、バージニア州ノーフォーク海軍基地
- 2024年7月-現在: 在日米軍司令官及び第5空軍司令官、日本国横田基地
統合任務経歴
1. 2007年7月-2009年7月: 米統合参謀本部、作戦担当官 (J-3) 及び固定翼分析官(J-8)、バージニア州アーリントン・ペンタゴン(中佐
2. 2019年6月-2020年6月: 米中央軍統合任務部隊、生来の決意作戦参謀長(准将)
3. 2020年7月-2022年4月: 米国防総省統合参謀本部統合戦略計画 (J-5) 副部長、バージニア州アーリント・ ペンタゴン(准将)
4. 2022年5月-2024年6月: 米輸送軍統合能力付与コマンド司令官、バージニア州ノーフォーク海軍基地(少将)
5. 2024年10月-現在: 在日米軍司令官及び第5空軍司令官、日本横田基地(中将)
飛行経歴
資格: 最上級操縦士
飛行時間:2,700時間以上
航空機機種: T-37、T-38、F-16C/D、及びF-35A
主な受勲
国防功労章
勲功章
青銅星章
国防功績章
功績章
空軍称揚章
航空功労章
統合任務功績章
空軍殊勲章
空軍功労章
昇任年月日
少尉:1994年6月1日
中尉:1996年6月1日
大尉:1998年6月1日
少佐:2004年7月1日
中佐:2008年6月1日
大佐:2012年7月1日
准将:2018年9月2日
少将:2022年6月24日
中将:2024年10月8日
(2024年10月現在)